雑記

好き勝手に書く

Hatena Blogは90日更新がないと広告が表示されるらしい。日頃は管理画面しか開かず、記事の表示確認は行っていなかったため気付かなかった。流石に見栄えが悪いため、これを表示させなくて良い程度には更新していくことを決意する。 とは言え相変わらず、日…

ドラえもん のび太と助詞の使われ方

ドラえもん映画作品は1980年から例年3月に公開されている。2020年は新型コロナウイルスの影響により,公開予定日が従来予定されていた3月6日(金)から同年8月7日(金)に変更された*1。この作品群は声優陣が交代した2005年を境として,それより前に公開され…

忘れるために書くということ

1年ほど前の記事で,私は「忘れないために書くか忘れるために書くか」というものを書いた。 kishiryu.hatenablog.com 自戒も込めて,今改めてこのことについて考えてみることにする。 最近,このブログの更新が滞っている。私が如何に物臭な人間であるかが如…

対案が無ければ反論してはならないのか:献血コラボポスターを例として

様々な文脈で,対案が無ければ反論・反対・批判をするな,と語られることがある。一見すると当然のように思えるし,私も中高生くらいの時分にはこの考え方に賛同していた。しかし,この言説は安易にあらゆる場面において適用して良いものなのだろうか。 最近…

スレ発ラノベ4

私の知らぬ間に世間は柔軟に大きな躍動をしていたようで,今月25日から1か月間のうちに,ある共通点を持った4作のライトノベルが刊行される。その共通点とはすなわち,「やる夫スレ発祥」ということである。一連の企画の名称は「スレ発ラノベ4」とされている…

やわらかチキンのサラダ消滅

ここのところ久しくサイゼリヤに出向いていなかったのだが,最近グランドメニューのリニューアルが行われたらしく,やわらかチキンのサラダが姿を消していた。 税込み299円のやわらかチキンのサラダに,同じく税込み299円のミラノ風ドリアを一緒に頼むのが,…

『君の名は。』

最近,新海誠監督の最新作『天気の子』が公開されたそうで。私はまだ観ていない。観に行く予定も今のところない。 新海誠監督の作品と言うと,これを外しては語れないという怪物作品になったものが,2016年公開の『君の名は。』である。国内興行収入は250億…

昔は漫才よりコントの方が好きだった

そろそろブログを2か月放置していることになってしまうという危機感に駆られて更新している。 タイトルどおり、昔は漫才よりもコントの方を好んで観ていた。エンタの神様などのネタ番組では,漫才コンビが出ている間はテレビに集中せずほかの作業を進めるこ…

「不快気」なる語について

『オーバーロード』を読んでいて途中から度々「不快気」という語を見かけるようになった。私もこの世の全ての日本語を語彙に持つわけではないから,初めて見たこの単語にいささか面妖さを感じつつも,まあ不快な感じなのだろうなと流して読み進めていた。知…

「悪役令嬢」って何だ

悪役令嬢という一見して意味不明な名称を初めて目にしたのは確実にどこかのやる夫スレまとめサイトだ。それまではそのように呼称されるキャラクターの分類方法もそれを基にした文芸ジャンルも寡聞にして全く知らなかった。 「悪役令嬢もの」のweb作品は,ど…

アニメ『ワンパンマン』第2期13話~18話

なぜかスルーしようとしていたアニメ『ワンパンマン』の第2期であるが,なんとか第1期(なんと放映は2015年秋だったらしい。もう4年も前である。)を通して視聴していたことを思い出し,視聴に踏み切ることができた。 やはり面白いアニメである。全体的に作…

「最後の言葉」のフレーバー・テキスト

世界的にプレイされているトレーディングカードゲーム(通称はTrading Card Gameの略でTCG)のタイトルにマジック:ザ・ギャザリング(通称はMagic: The Gatheringの略でMTG)というものがある。1993年アメリカ生まれの世界最初のTCGとされるゲームだ。私は…

「風のマジカル」が聞けるらしい

大長編ドラえもん第5作は『ドラえもん のび太の魔界大冒険』である。 そしてその主題歌は小泉今日子の「風のマジカル」なのだが,権利関係によってVHS版では岩淵まことの「だからみんなで」(大長編第3作『ドラえもん のび太の大魔境』の主題歌)に差し替え…

熱が出たり下がったり

ゴールデンウィーク明けくらいからどうも体調が悪い。慣れない読書を毎日続けたために免疫力が低下したのであろうか。 常備してあったはずの葛根湯が見当たらないことに気付いて買い求めに行ったのが連休明け直ぐで,当日の翌日に服用し一応熱は下がったこと…

『オーバーロード』を読み進めてみて

タスク管理本を読み終えた翌日にも拘らず全くタスクを進めることなくオーバーロードを読み耽ってしまった。本当は少しだけ読み進めるつもりだったのが,手に取った巻を最後まで読もうと思ってしまい,それがちょうど第5巻と上下巻の上巻だったものだから結局…

『ゴブリンスレイヤー』関連

2018年秋アニメに『ゴブリンスレイヤー』という作品があった。放送開始以前からマークしていたわけではなく,その後に流れてきた情報から源流がやる夫スレにあると知った。そうであるならば一度はチェックしておかなければならないと思いつつ,中々重い腰を…

サイゼリヤのランチメニューがリニューアルしていた

ゴールデンウィークも明け,久々に温飯が食べたいと思い近所のサイゼリヤまでランチを食べに行った。サイゼリヤは平日11時から15時までワンコインランチを提供してくれているため,時たま利用していた。 店に入りテーブルに案内され,卓上に置かれたメニュー…

谷川流『涼宮ハルヒの憂鬱』(角川文庫,2019年)

昨日には『涼宮ハルヒの憂鬱』*1を読み終えていたのだが,どうにもパソコンの調子がよろしくなく,結局代替機を引っ張り出してそちらからブログにアクセスしている。 涼宮ハルヒシリーズは,私たちの世代のオタクであれば知らない者がない,本書の裏表紙にあ…

竹内洋『教養主義の没落〔第15版〕』(中公新書,2017年)

昨日だったか今朝方だったか,『教養主義の没落』*1を読み終えた。 先日の『韓非子』に続いて中公新書を読了したわけだが,どうやら私は中公新書の場合,1時間に50ページを読み進めるのが自分のペースらしい。この自分のペースがどれくらい遅いのかを調べる…

理科の先生はお元気だろうか

小学校の頃,毎週何曜日かの一番最後の授業時間にクラブ活動という時間が設けられていて、たしか4年生以上の児童が強制で何かのクラブに参加させられていたように思う。私は体を動かすのが大嫌いだったから,卓上遊戯部というクラブに参加し,囲碁や将棋,オ…

パブー閉鎖と聞いて(『修訂 絹と立方体:架空の文字の大図典』)

読書管理・記録サービスなるものが世にあると聞き,折角計画的読書生活を営もうとしているのだからついでに導入してしまえということで,いくつかのサービスを検討した結果ブクログというものを使ってみることにした。 このブクログ,提供会社が電子書籍作成…

版と刷

大体の本には奥付に版数と刷数が記載されている。大学でレポートなり論文なりを執筆する際には文献の引用を正確にするよう指導教官から口を酸っぱくして言われるが,この引用の際,書籍の場合はその本の版数も必要となると教わった。というのも,版数が変わ…

安い朱肉とそこそこ安い朱肉は違った

少し前から私の家に朱肉がすっかり乾いてしまっているのが気になっていた。判子の功罪はともかくとして,現実はいまだに何をするにしても署名押印が付いて回っている日本社会である。4月になって新年度が始まり,また様々な書類に判子を押す機会も増えるだろ…

忘れないために書くか忘れるために書くか

どうにも最近物忘れが激しい。最近というかここ数年というべきかもしれないが,とかく記憶がスッと抜け落ちていく。何か買い物に行って買うべきだったものを結局買わずに帰ってしまったりとか,何か考え事をしようとして何を考えようとしたのかを忘れてしま…

腐女子は排他的か協調的か

最近は各人の趣味嗜好の多様性を尊重する風潮が育ちつつあるように見える。腐女子というのは男性同士の恋愛ボーイズ・ラブを愛好する女性を指して使われる語であるが,この語もだいぶと世間一般に受け入れられているように思う。 その昔,ある漫画の登場人物…

退位か譲位か

あと半月もしないうちに平成の世が終わる。今月の頭には次の元号が令和であると発表されたこともまだまだ記憶に新しい。 此度の改元は今上天皇陛下が御位を御退きになることが発端である。今上天皇陛下のお気持ち表明前後から,これを退位と呼ぶか上位と呼ぶ…

信教とは何だろう

恐らく現在の日本で多くの人が信じているのは仏教や神道,キリスト教にイスラム教などがほとんどだろう。私の家もそこそこ規模の大きな仏教の一派,言ってしまえば浄土真宗を信仰していた。そこまで信心深いわけではなく,いたって普通の一般的な日本家庭程…

「らしさ」らしさ

発表会やコンクールに何かを出展するとき,「○○らしさ」を求められることがままある。特に若いころほどそうではなかっただろうか。小学生らしさ,中学生らしさ,高校生らしさ,もう少し幅広く若者らしさ,など。 まだまだ人生の諸先輩方には遠く及ばない若輩…

読書は疲れる

文章を書くことは多くの場合アウトプットと言っていいだろう。然らば活字を読むことはインプットである。 良いアウトプットをするためには良いインプットが必要であるとは常々思っているけれども,なかなかどうして実行に移せないのが私である。何をするにし…

CVに引きずられる

CVというのは,キャラクター・ヴォイスの略称である。アニメーションやヴォイスドラマの登場人物に声を当てている人のことを指す用語である。本職の方にはあまりこの呼び方を気に入っていない人も多いと聞くが,広く人口に膾炙しているようであるから,ここ…